The Rolling Stones 14 On Fire その2
- 2014.02.28 Friday
- 22:57
JUGEMテーマ:音楽
ちょうど19:00頃、場内暗転。その瞬間、場内総立ち。「Sympaty For The Devil」のイントロのようなパーカッションSEが鳴り出し、「え、オープニング、『悪魔を憐れむ歌』なの?」と思ったが、良く見るとまだステージに誰も上がっていない。これはただのSEだ、と悟った。そして、1曲目。もう、その時点で軽く泣きそうになった。ステージまで150mくらいか。肉眼でメンバーが見える。
以下、セットリストだ。
−The Rolling Stones 14 On Fire 2,26,2014 Tokyo Dome−
1.一人ぼっちの世界 Get Off Of My Cloud
なんか、非常にグッと来たんだよな。気づくと、思いっきり「Get Off Of My Cloud!!」って歌ってた。リサ・フィッシャーとかコーラスの声が聞こえるけど、ステージ上に見えない。数曲後でステージに出てきた。
2.イッツ・オンリー・ロックン・ロールIt's Only Rock 'N' Roll
イントロ、キースのミストーンでずっこける。
3.ダイスをころがせ Tumbling Dice
これもイントロミスしてた。
4.ワイルド・ホース Wild Horses
この曲はアコースティックではなく、エレキ2本で演奏。ここで2回目泣きそうになった。
5.エモーショナル・レスキュー Emotional Rescue
「Sweet Summer Sun」でもやっていたんだけど、この曲が生で演奏されはじめて、何故か俺は凄く驚いた。生で聴けると思わなかった。
6.ドゥーム・アンド・グルーム Doom And Gloom
「GRRR!」収録の現時点での一番の新曲。やっぱ、会場の盛り上がりはいまいちか。
7.ビッチ Bitch
日本のファンによる投票。俺たちがバンドでやったのより、非常に遅いテンポ。
8.ホンキー・トンク・ウィメン Honky Tonk Women
キースのイントロが異常に短く、ミックが慌ててマイクに走ったのが笑った。巨大風船人形も大量の女性入場もなし。「Sweet Summer Sun」でも流していた女性がキングコング風になるアニメを流していた。
9.スリッピング・アウェイ Slipping Away(ゲスト ミック・テイラー)
早くもメンバー紹介からキースコーナー。何故かここでいきなりミック・テイラー登場。びっくり。何故、ここで!?しかも、この曲って、ほぼ、テイラー関係ないじゃん。
10.ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン Before They Make Me Run
キースのボーカル曲2曲目。テイラー、一旦引っ込む。なんか、キース、全然動かないし、元気ない。
11.ミッドナイト・ランブラー Midnight Rambler(ゲスト ミック・テイラー)
そして、ミック・テイラー再登場。俺はここではただ、ひたすらに感激していた。ミック・テイラーのStonesが観れる日が来るなんて。長生きするもんだ。ブレイク部分で思わず「かっちょいいー!」と叫んだ。
12.ミス・ユー Miss You
13.黒くぬれ! Paint It, Black
14.ギミー・シェルター Gimme Shelter
ここでも、キースイントロミス。全然弾けていない。リサのボーカルは相変わらずパワフル。花道にミックと共に出てくる。ほんのそこの距離にミックがいる!
15.スタート・ミー・アップ Start Me Up
歌いまくり。
16.ブラウン・シュガー Brown Sugar
ボビー・キーズのサックスはやっぱカッコよかった。歌いまくり。
17.ジャンピン・ジャック・フラッシュ Jumpin' Jack Flash
キースこのイントロすら、ミス。もう、ギター弾けないんじゃないか?ここでも歌いまくり。脳裏で「Stonesの演奏で歌を歌える機会なんてもうないぞ」と思いながら。
18.悪魔を憐れむ歌 Sympathy For The Devil
後半はやっぱ、予定調和的なお馴染み曲だった。ここでキースがやっとギターを弾きまくろうとしていた。弾けてないけど。
ENCORE
19.無情の世界 You Can't Always Get What You Want
ステージの左右にコーラス隊登場。双眼鏡で見たら案の定東洋人。コーラス隊、現地調達だろう、と思ったが洗足音楽学校の学生、OBだそう。ホルンも入り、サウンドはスタジオ版とそっくり。ここで3度目泣きそうになった。
20.サティスファクション Satisfaction (ゲスト ミック・テイラー)
オーラスはこの曲。少量の風船がどっかから出てきていた。ここでもキースは頑張ってリードを弾こうとしていた。
ステージセットは過去の公演に比べると非常に質素。センターステージもなし、巨大風船人形もなし、大量の花吹雪や大量の風船もなし。ある意味ギミックをなくし「音楽」に焦点を当てたともいえるし、金を掛けなかったとも思える。いずれにしても、多幸感が半端ない状態でコンサートが終わった。最後に1枚だけコンサート後に取った写真を。
Bridges To Babylon / The Rolling Stones
Promotone B.V. - 1997
俺の中で、ストーンズ祭りが終わらず。これを聴いた。