それでも電飾付ける馬鹿
- 2011.11.30 Wednesday
- 21:05
JUGEMテーマ:音楽
例年この季節になると家の外をクリスマス電飾で電気を無駄遣いする馬鹿家庭がゴロゴロしている。ところが、今年は大震災があり、原発事故があり、春頃には輪番停電、夏は需要が足りないと言いながら節電の大キャンペーンを行ったので、よもや今年はそんな馬鹿居ないだろうと思ったが、甘かった。例年に比べると少数なんだけど、まだ居るんだよ、家の外を電飾で飾ってる馬鹿が。電力供給の50%を原発で賄う前提でのCO2削減目標が達成困難な状況になっているのに、家の周りをきらきら電気で飾るって、俺にはその馬鹿思考回路が理解できない。例えば、LED電飾にしたとか、ピーク時の時間帯じゃないとか、太陽光発電で自給してるとか、そんな言い訳理屈があったとしてもだ。
Atom Heart Mother / Pink Floyd
EMI Records Ltd. - 1970
「Discovery」もやっとここまで。1stから順に聴き進んで、1stを除けばやっと以前から持っていた作品まで来た。が、俺はこれを全然聞き込んでいなかったんだなと、改めて思った。今回毎晩の様に聞き込み、やっと、どんな曲が入っているのか、曲ごとのコントラストはどうか、とかが頭に入った。出だしの23分のインスト、タイトル曲は、やはり、通常のロックではないな。プログレというが、本来ならロックの範疇にも入らないような曲だと思う。続く「IF」も陰鬱なフォークソングだし。その後のリチャード・ライトの曲とギルモアの曲はそこそこ良いが、タイトル曲にもまして訳が分からないのがラスト「Alan's Psychedelic Breakfast」と言う組曲だ。けなしているように聞こえるかも知れないが、そうではない。俺はこの世界好きだし、あまりポップではないので、聞き飽きないアルバムだ。