昔のアルバムの長さ
- 2012.05.16 Wednesday
- 21:09
JUGEMテーマ:音楽
昔、学生時代。LPレコードってだいたいが45分以下だった。で、何度も聴くと盤が磨り減るので、なるべくレコードは掛けない。1回の再生でカセット・テープに録音。そしてカセットを聴いていた。そんなわけで大体が46分テープでアルバム1枚か、90分テープでA面とB面にLP1枚づつの2枚を録音していた。たまーに、50分くらいあるLPだと入らなくて困ったもんだし、逆に30分少々のアルバムだと余ったテープに全然関係ない曲を入れたりして、アルバムを台無しにしていた。ここ数年、何百枚かのLPをCD化したけど、40分を切るアルバムも多いんだよな。時代は変わりCDがメインになり、80分の収録ができるようになると、ミュージッシャン側も長いアルバムを作るようになったが、音楽に真剣に向き合うのに、80分で長すぎるんだよな。緊張感が保てず、聞き流してしまう。やっぱ、アルバム1枚40分で妥当な気がするここ数年。
Autoamerican / Blondie
Chrysalis Records Inc. - 1980
リアルタイムで買った俺のレコード。前作「Eat To The Beat」がすごく気に入って、タイトなビート・ロックを期待して購入。そしたらいきなり、映画音楽のようなオーケストラインストだわ、50年代風だわ、レゲェだわ、なじみないラップだわ、オールドジャズだわが出てくるので、物凄くがっかりした覚えがある。が、懸命な人なら気づくように、単にパンキッシュなビートロックバンドが、それだけ音楽の幅を拡げてきたアルバムだってことで、質が低いわけではなく、当時高校生の俺がわかってなかっただけだ。ちなみにこのLP、俺は初回生産分で、おまけのシングルが付いており、A面「Call Me」のスペイン語バージン、B面デヴィッド・ボウイの「Heroes」のカヴァー・ライブだった。多分、この音源、今、売られていないのでは?
わたしはCD世代の人間ですが、CDって長いなぁってよく思います(笑)
あまりに長いと音楽が環境音のようになってしまって^^;
60〜70年代のアルバムを聴くと短くて集中して聞けていいなとよく思います。
コメントありがとうございます。
あなたも、ミュージッシャンのようですね。
また時間のある時に、Siteを拝見させて頂きます。