The Beatlesの新曲
- 2023.11.03 Friday
- 20:50
JUGEMテーマ:音楽
今日、ビートルズの新曲が発売された。
ジョンの遺したカセットテープのデモ曲からジョンのボーカルを抽出し、それをまたポールとリンゴでまとめたそうだ。ジョージの遺したギタープレイも入っているらしい。
1995年のアンソロジー・プロジェクト時は、ジョンの遺したボーカルトラックにオーバーダブして「Free As The Bird」と「Real Love」を新曲として作り上げたけど、当時無理だった「複数の楽器やボーカルが1トラックに入っている」カセットテープから特定の音(ジョンのボーカル)だけを取り出す技術が、今やAIによって可能になった。
4Trの「Revolver」がリマスターされたのも同じ技術だね。
「Now And Then」というタイトルの新曲は、マイナーな陰鬱とした曲で、それほど良いとも思わなかったけど。
それより俺が気に入らないのが、売り方だ。
今回、この新曲に合わせて、赤版、青版を曲を追加してリイシューし、青版に「Now And Then」を収録するそうだ。
赤版、青版はビートルズ解散後に、ジョージの選曲で制作された各々2枚組のベストアルバムで。
後追いの世代の、これ以上ないくらいのビートルズへの入り口になってくれた、世界中で愛されている編集盤だ。
俺も、中1の時に友達にテープに落としてもらった赤版、青版が初ビートルズだった。
ジョージの選曲に対し曲追加とか、ファンの気持ちを全然大切にしていない商売のやり方が、とても気に入らない。
Wild Heart Of The Young / Karla Bonoff
CBS Inc. - 1982
カーラ・ボノフのアルバムを見かけたので、回収してみた。
俺、この人「職業歌手」だと思ってたけど、違って「シンガー・ソング・ライター」だった。ちゃんと自分で曲を書いてる。でも、まぁあの頃のウェストコーストのシンガー・ソング・ライターを想像すると、まさにその通りのサウンド。適度にアコースティックで、適度にエレキ。結構爽やか、っていう世界感だ。