「Checkers Board Lounge Live Chicago 1981」を観て、もうちょっと雑感
- 2012.07.09 Monday
- 21:12
JUGEMテーマ:音楽
昨夜の自分の記事を見ながら嫁さんが「このCDを聞いてて思ったけど、父ちゃんの弾くギターってブルースっぽいよ。」と宣う。いやいやいや、それはただ単に、俺が弾くリード・ギターがゆっくりとしていてしかも、基本的なペンタスケールしか弾けないからじゃないか。
で、「Checkers Board Lounge Live Chicago 1981」についてもうちょっと雑感。Stones側は、「Stones」の名前であれを出すと、売れることは分かってんだよね。なので、チャーリーやビルの不在は別にこだわる部分ではないのだろう。今までのアルバムでも、「ベースはビル不在でキースが弾いている」って曲は山ほどあるしね。で、Stonesとして出すことは、なによりもマディ・ウォーターズを今まで以上に日の当たる場所に持って行きたい師匠愛のため、と考えるのは、あまりにもナイーブな考え方か。
Raw Power / Iggy And The Stooges
Sony Music Entertainment Inc. - 1973
このCDがHMVで注文したにも関わらず、入荷遅れの連絡もなく、半年近くまたされたものだ。が、待った甲斐があったというか、こりゃ、いいね。一言でいうとガレージ・パンクなんだけど、ギターがすげぇラウドだ。しかも、リマスターが素晴らしく、めちゃくちゃ音圧が高い。どっちかというと性急なだけのビート・パンクってグルーブが感じられずに苦手なんだけど、これはちゃんとブルースも混ざっていて、実に格好良いロックになっている。イメージ先行、イデオロギー先行で語られる事の多いアルバムだと思うけど、先入観なしで聴いてもただ格好いいロックだ。