パクリは駄目?
- 2009.04.14 Tuesday
- 21:12
JUGEMテーマ:音楽
音楽を語るときに、誰でもしばしば取り上げるネタのなかに、「パクリ」について、ってのがある。まぁ、音楽の歴史自体がパクリの歴史だとも言われたりするし、実際、現代の音楽は少し前の時代の音楽をベースに何かを加えていっているもので、ベース自体はパクリだったりする。俺の大好きなLed ZeppelinやThe Rolling Stonesも、ブルースをあからさまにパクってるし、本人達も認めてる。じゃぁ、俺はパクリ擁護派か、というと、J-Popの奴らが洋楽をパクるのは許せないんだよなぁ。それは、「まず、ばれてオリジナルのミュージッシャンから訴えられる危険がない」状態で安穏とパクって、知識の少ない日本リスナーに「自分のオリジナルです。」と売り出し、金を儲けるっていう構図がとことん嫌いだ、ってのが主な理由。もう一つはパクッた上で、オリジナルより全く劣ってる、もしくは本当に物まねしてるだけ、ってのが何とも情けない。パクッたJ-Popを聴いて何も知らずに「いいよねぇ」って言ってる奴に「オリジナル聴け!」って聞かせて廻りたくなる。大きなお世話なんだけどね。・・・一方で俺は曲を作る立場に廻ることもあって、いままで、一度も何もパクッたことがないか!?と聞かれると、「あんなふうな曲つくってみたいなぁ」と意識したことはあるし、出来た曲が無意識で似てしまったこともある。大きなこたぁ、言えないやね。
Coverdale・Page
Geffrn Records,Inc. - 1993
このアルバム、好きなんだよな。Page&Plantをやった後は、なんだか無かったものになってるけど、当時はZepとPurpleの合体ってことで非常に話題になったし、確か売れた。で、なんといっても楽曲が非常にZeppelinっぽいんだよな。ライナーで渋谷陽一も言っているけど、Jimmy PageがZeppelinの方法論を使って作品を作ってる、って感じだ。ギターリフやハーモニカの入れ方、サウンドメイク、楽曲の構成、そういったものが。それをCovardaleがPlantっぽくハイテンションで歌い上げているので、非常に気持ちがいい。